株式会社A社(大手ITベンダー) 様

AWS一括請求による社内請求の課題解決とクラウドコスト管理の効率化

AWSの社内コスト管理を目的にRippleを導入し、今ではコストを管理する上で必須のツールになっています。RippleとWaveを活用することで日々の部署、プロジェクト単位でのコスト把握やコスト推移のモニタリングをすることでクラウドコストのコントロールを実現しています

企業種別:ITベンダー

導入時期:2020年から

利用年数:3年

Rippleがないと現場は回っていないレベルです。AWSの一括請求のメリットを最大化するためのクラウドコスト管理、社内請求を実現してくれています

ご担当者様
ソリューション事業部

チャレンジ

クラウドへ移行するタイミングで増加するAWSアカウントを管理するためにAWSの一括請求とOrganization Unit(以下、OU) の仕組みを導入することになりました。これらのAWSの仕組みを利用することで実現できるコスト最適化やAWSサービスの管理工数が削減できるというメリットがある一方で、クラウドコストの管理に工数がかかりやすいとAWSの担当者から事前に共有いただき、並行してコスト管理を効率化できるソリューションの検討をはじめました。

詳細は後述しますが、このクラウドコストの課題を経験する前のタイミングでアルファスを導入できていたことは振り返ってみると価値のある意思決定だったと感じています。

ソリューション検討と検証

アルファスについては運用監視で協業をしているパートナー企業から「クラウドコスト領域においてはアルファスクラウド一択」と紹介をいただいたのがきっかけで問い合わせをしました。そこからサービスの紹介を受け、ニーズとマッチしていることからすぐに検証を開始しました。また、アルファスクラウドの他にも数社、クラウドコスト管理のソリューションの検討、検証をおこないました。

検証期間は約2ヶ月間と十分な期間をいただき助かりました。毎月発生する請求業務を約2回まわし算出されるコストの正確性、速さ、プロダクトのUXを主な評価点とし検証を進めました。

弊社のコスト管理体系に合わせた費用計算と、毎月発生する請求業務の効率化が実現できるかどうかの観点で評価をおこないました。社内の会計システムとの連携による自動化も視野にいれていたので、API連携については特に重要な要件として会話をさせていただいていました。

採用の決め手

複数ソリューションの比較検討をおこないましたが、弊社のニーズに合うソリューションはアルファスクラウドのみだったと記憶しています。

コスト管理体系に合わせた費用按分機能が充実している点やAPI連携による自動化ができることが社内でも評価され、導入までスムーズに意思決定をすることができました。

システム化、自動化をすることで、毎月発生するクラウドコストにかかる業務工数を削減できることに加え、ヒューマンエラーや属人化問題の軽減もできることから導入以外の選択肢はないと考えました。

導入後の効果

幸いなことに、AWS 一括請求とOUを取り入れたタイミングでアルファスを導入したことで、クラウドコストの課題を感じることなく、クラウドコスト管理を実現できています。ただ、逆にアルファスクラウドを導入していない場合を想定すると業務が確実に回っていなかったと感じています。

各事業部への費用按分:
AWSアカウントやコスト配分タグを活用した任意の単位でのコスト集計やAWS Inspector, Security Hub, AWS config などの費用を共通費用として按分処理するなど。Cloud Center of Excellence(以下、CCoE)を仕組み化する上で必要な機能が揃っており、弊社の実現したい方法で費用のコントロールができています。

CCoEがコスト効率化などの仕組みを進めるにあたって共通基盤の費用を巻き取って施策を進められる点や、AWS Guard dutyなどの各事業部へ配賦したい費用を按分処理することなど、Rippleの費用按分機能は有効活用しています。

RippleとWaveのプロダクトラインナップ:
CCoEを仕組み化する上で重要ことは社内でコスト意識を醸成させること、コスト/データを活用した共通言語を浸透させることだと考えます。その観点でRippleとWaveの構成は弊社のニーズにマッチしており、Rippleはコスト管理を目的にCCoEで中央管理するためのツールとして活用し、各事業部へはWaveを展開することで各事業部側でコストをモニタリングすることができます。

各事業部で対象とする範囲でコストをまとめたWaveを提供し管理してもらい、CCoEではRippleから全体費用を管理することができるので、担当部門毎に役割を明確に分けて管理ができています。

AWSからの割引オプションの費用計算:
一括請求によるコスト削減メリットやReserved Instances、Savings PlansのOUを使った全体最適化によるコスト削減施策を積極的におこなえるようになりました。
AWSの提供する割引オプションの検討はコスト削減において必須ではあるのですが、複雑なコスト集計や計算処理が難しく積極的に取り込むことへのハードルが高いのも事実です。

ただ、Rippleではそのような計算処理にも対応しているので正確な費用計算を自動的におこなってくれます。AWSの計算処理の複雑性を気にすることなく、積極的にコスト削減に取り組むことができるのは大きなメリットだと考えます。

今後のアルファスに期待すること

毎月発生するクラウドコストの社内への費用按分処理はAPI連携などにより自動化ができています。さらに社内全体のコスト管理、可視化の領域においては充分に活用しているので、これからは複数AWSアカウントの無駄なリソースの可視化やリソース最適化など、気軽に使えるAWSコストの最適化機能を充実してもらえることに期待しています。

AWS, Azure, Google Cloudのマルチクラウドコスト管理ツール。社内費用按分や部署、プロジェクト単位での正確なコスト把握を実現します。

Rippleは、MSP事業者や利用企業(クラウドCoE・調達部門)を悩ます費用集計、共通費用やベンダーからのクレジットの配賦、請求書発行を自動化します。マニュアル作業の工数や人的ミスを削減しながら、クラウドのコストのビジビリティを上げて、クライアントや利用部門別のコストを可視化します。

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