チャレンジ
請求費用の集計や按分処理などにかなりの工数がかかっていた
AWSのコンソール画面からエクスポートしたデータを Excel で加工、手作業によるフィルタリング、営業担当とその上司のダブルチェックを行うなど、かなりの工数を要していました。毎月3日間で作業を終えられるように他のメンバーにも協力してもらいながら進めていましたが、夜遅くまで作業が及ぶこともありました。
RIやSPによる計算処理の複雑化
別途請求書が届くリザーブドインスタンス(RI)ではインスタンスタイプ×リージョンごとの利用金額を確認して反映させるなどの調整を要し、アカウント数が増えるごとに作業は複雑になっていました。
ご提案内容
クラウドコストの集計業務の自動化と属人化の軽減
Alphaus Cloud の「Ripple」を活用することで、AWSの請求書発行までにかかる膨大な作業工数を削減し、請求書発行を自動化と業務をシステム化することで請求業務における属人化問題を解消することを目標に設定しました。
コストの最適化について
請求業務の自動化だけでなく、コスト削減や最適化の施策を少ない工数で実行できる仕組みの構築し長期的にコスト最適化のできる体制を構築することを提案しました。
採用の決めて
請求業務の自動化とアカウント管理の仕組みが効率化できると判断しました
人的リソースをかけておこなっている業務のほとんどを自動化できること、ヒューマンエラーの軽減や属人化問題などを軽減できるソリューションであることが検証でわかったので導入を判断しました。
サポート体制と機能実装の対応
サポートが日本語で対応しており、充実していることも判断する際に大きなポイントとなりました。業界的に日本語対応できているところが少ないので、とても助かりましたし、いつも手厚くサポートいただけるので助かっています。
導入後の効果
請求費用の集計や按分処理など、請求業務のほどんどを自動化
計算処理のアナログ作業が自動化され、作業効率が向上されたことで、非常に多くのアカウントの利用料金を、AWSのコンソール画面で個別にログインすることなく一元管理・確認できるようになりました。
お客様への価値提供に寄与する業務に集中することができるようになりました
請求業務にかかる工数を自動化することで、お客様の価値提供につながる業務に集中することができるようになりました。また、細かい按分処理や集計をおこなえることで様々なお客様のニーズに応えることもできるようになったのは大きなメリットの一つです。
原価の削減による利益向上
効率的なRI, SPの運用ができるようになったことで、原価を下げ利益を向上させる仕組みを確立できました。これから更に運用を最適化していき利益率を下げれるよう頑張りたいと思っています。