チャレンジ

Rippleを導入する以前は、10人~15人ほどの会計処理担当者が各営業担当者と確認を取りながらAWSの課金処理を行っており、約1週間ほどかけてすべてのお客様の請求金額を集計をしていました。
手作業の業務が発生してしまうことにより、どうしてもミスや確認漏れなどが起こってしまいますので、毎回慎重に処理を行う分時間もかかっていました。請求に関わる業務なので、決してミスをしてはいけないというプレッシャーがありましたし、請求業務を行う担当者に知見がどうしてもたまってしますが故に属人化の問題もありました。

そのような課題のある中で、一昨年からなんとか解決できるソリューションがないかと直接AWSへ問い合わせをしたところAlphausを紹介いただき、検討を開始しました。

ソリューション検討と検証

まず、無償で2回分の請求処理を実際に検証できるトライアルを実施しました。金額の整合性や我々の業務にあった契約管理や請求方法ができるか等、様々な項目で確認することがあったので、この検証期間はとても助かりました。

検証中も何かあれば質問できるサポートチームがいたことや細かい仕様部分のすり合わせなど、フレキシブルにご対応いただけたので、スムーズに検討を進めることができました。

採用の決め手

検討する際に重要視したことは、現行の業務フローをどこまで自動化できるのか、ミスの軽減や属人化の問題などが解決できるのか、コスト削減などのメリットはあるのかなどの観点から検討を進めました。

導入の決め手となったのは、細かい要望に対してご対応いただけた点や、手作業で行っていた業務をすべて自動化できる点でした。今まで苦労していた業務プロセスを一気に解決できるということで、導入にいたりました。

導入後の効果

実際に導入し、RippleとWaveを使って業務を行うことで、以前までは15人×1週間ほどだった業務が自動化され、1日もかからず実行できるようになっています。さらに、コストの詳細まで共有できるWaveがあることで、コストに関わる社内外の問い合わせが大幅に減りました。クラウドコストに関するご相談や質問にも回答いただけるサポートがとても心強く助かっています。

これからは、さらにRippleを使ったクラウドコストの削減やコスト最適化を行っていきたいと考えています。