クラウド財務管理(CFM)ソリューションを提供するアルファス株式会社(以下、当社)は、急成長するマネージドザービスプロバイダ(MSP)企業の Ollion (Cloud Comrade) Pte Ltd(本社:シンガポール、以下「Cloud Comrade」)に CFM ソリューションを提供開始し、シンガポール市場に進出したことをお知らせします。事業運営にとって不可欠な部分を当社の製品に切り替えた決め手は、当社のソリューションやサポートの価値や、使用している財務システムへの統合できる点であったと、Cloud Comrade は語ります。
Amanzon Web Services(AWS)のプレミアコンサルティングパートナーであると同時に、Google Premier Partner・Microsoft Gold Cloud Platform でもある Cloud Comrade を顧客として得たことで、当社の東南アジア地域における戦略目標達成は大きく進むこととなります。昨年クアラルンプール(マレーシア)にグローバルデリバリーセンターを設立しているように、当社は、成長可能性の高い東南アジア地域のあらゆる国・産業の多様な顧客ニーズに応えていくことにコミットしてまいります。
クラウドへの移行の見通しは明るい一方、クラウドインフラストラクチャ(基盤)にかかるコストの複雑さ・不明瞭さは、企業がクラウド移行をおこなう上での大きな課題であり、昨年当社マレーシア法人が100社以上を対象としておこなった調査においても浮き彫りとなっています。近年、AWS が企業に CFM の最適な手順を推奨していることも、その課題の大きさを示しているといえます。クラウドリソースの最適でない利用もまた別の問題としてあり、クラウド費用の ROI を最大化する試みを阻害しています。
当社は、「Cloud simplified.(クラウドを、シンプルに。)」をミッションと掲げるクラウド請求・費用管理のパイオニアとして、これらの課題を解決し、アジア太平洋(APAC)地域にその事業を拡大してまいります。ユーザーフレンドリーな操作性と豊富な機能を持つ SaaS プロダクト「Ripple」・「Wave」は、企業の迅速でよりよいクラウド受容・利用を進めます。
Ollion (Cloud Comrade)の成長を支援
Ollion (Cloud Comrade) は、当社のソリューションの価値を実感している数多くの企業に新たに加わった一社です。同社は、目まぐるしく変化するクラウド管理のあり方に通暁し、お客さまにより大きな価値とよりよいクラウド体験をともに提供できるような効果的ソリューションと信頼できるパートナーを探していました。
「私たちはクラウドMSPとして、東南アジア圏におけるいくつもの大企業の DX やクラウド移行を支援してきました。クラウドのインフラに関わるコストをただ正確に把握するにとどまらず、デプロイされたリソースを最適に利用することが、お客さまと当社双方の成功にとって重要です。当社がそれをシームレスに実現するために必要不可欠なツール・情報・インテリジェンスを、アルファスの SaaS ソリューションは提供してくれています。これらのツールは、当社の事業運営にしっかりと組み込まれ、24時間 365日利用することができます。アルファスの Ripple・Wave は、クラウド移行の重要なバリュープロポジションである ROI の最大化に効果があります」Andy Waroma 氏(Ollion (Cloud Comrade) Pte Ltd 共同創業者・共同代表)
「Cloud Comrade のような業界リーダーを当社の顧客として迎え入れ、お客さまへの価値提供をお手伝いできることに喜びを感じています。APAC 地域は、クラウドサービスの利用が急速に広がるデジタルハブといえます。当社は、いかなる企業・組織も IT 基盤をクラウドへ移行することの価値を十分に感じていただくことを目指しています。変革は、必ずしも痛みをともなう必要はありません。この信念こそが私たちを、請求・費用管理をシンプルにし、企業がコストと時間を節約することを手助け、リソースを最適化し、その結果として利益にインパクトをもたらすということに集中させています。当社は、パートナー企業やお客さまのこうした目的をかなえる機能を今後も継続的に提供していくことをコミットします。当社の APAC 市場にへの拡大はそのマニフェストであります」
廣瀬 肇(アルファス株式会社 CEO)
本記事は7月29日にリリースされた記事の日本語訳です。オリジナル記事リンク